関東徳高会の発足と経緯

                                       資料提供:2019年8月19日喜多正吉
  記録文書が充分に発掘できないが小職の手元資料と記憶から以下を纏める。
 次は松林清雄先輩(5回卒)のメモを平成18年頃(2006年創立60周年)に浄書したらしい。日時、起稿者不詳。
 第1回の卒業式は昭和26年3月 奄美は当時、米軍信託統治下であり、本土へは密航が手っ取り早いが大変な決意を要したようです。


 琉球大学へ進学するか向学に燃え密航してもの想いで意気高し。
 昭和28年12月25日日本復帰。
 昭和29年になると自由の身となり寄り合いも可能となったのだろう
 か? 金銭面は苦しく新宿御苑など公園に集いチュ-インガムを分け
 合って語り合ったと聞きます。
 【会報4号喜多挨拶より】関東徳高会の始まりは昭和29年ごろ5・6名
 の同窓が東中野で集い、情報交換や将来の夢を語ったのが始まりと
 聞いています。第1回卒業生は昭和26年に誕生しているわけですが
 奄美は米軍の軍政下にあり上京には ただならぬものがあったと
 推察します。今風に居酒屋での集いとはいかず新宿御苑でチュー
 インガムを分け合いながらも絆を太くし、夢は壮大であったようです。
 昭和45年、母校の創立20周年を機に関東徳高会は誕生しました。
 1回卒の米田実氏を会長に推挙し故麓高明弁護士が事務所を提供すると共に麓・寿の事務方コンビで基礎が出来たと思います。
 特に1~5回卒業の先輩達の 「我が弟・妹のごとき」熱き導きが今も脳裏にあります。
 40数年を経て改めて感謝を申し上げます。


 【会報9号の記事から】〇関東徳高会創立への先駆け~思い出の写真
 大河平先生を迎えた昭和43年ごろの写真
 です。 亀津高等女学校、亀津実業高等学校
 を経て、昭和24年徳之島高等学校と称し
 創立。
 昭和44年11月2日には20周年祝賀を挙行
 しています。写真は、恩師の上京や同校
 会の結成
 同校会寄贈のプール建設(S46.3 竣工)の
 話題があり、関東同窓会の先駆け・夜明

 の1枚と思われる。
 昭和45年3月8日には関東徳高会結成の
 趣意書が発行されている。
 (右から5人目が先生:亀津出身)

 *第1回関東徳高会の開催期日が不詳だが
 趣意書、松林メモから昭和
45年5月と思われる。 場所は全逓会館 
 *その後は歴代会長一覧に示す役員で継続。*この一覧も資料乏しく項目を埋切れていない。

 【会報創刊号から】現在の関東徳高会の体制について
 「平成22年度の総会は、旧来からの関東徳高会と徳農高会、新設徳高卒業生を統合した新しい陣容でスタートする記念すべき集いとなりました」と
 示すように、平成17年に誕生した新設徳之島高等学校の新卒生を迎えるにあたり、旧来の各校の関東同窓会は、発展的解消と組織の統合が必要とし、
 パワーみなぎる新生「関東徳高会」として各位のご支援のもと今日、誠意活動しております。

 
  

関東徳高会歴代会長・役員

         
                          調査作成:喜多正吉 資料作成:平成31年3月31日 改定 R1.8.19
                                             調査資料:松林清男メモ、寿洋一郎、喜多正吉                     

  西 暦 和暦・年月 総会回数 歴代   会長(卒年) 副会長 幹事長
1970~1972 S45.~S47.11 1~3 1 米田 実  (S26) 麓 高明
1972~1975 S47.11~S50.5 4~6 2 牧山 二郎(S27) 米倉文吉、米川二郎、麓高明 寿 洋一郎
1975~1978 S50.5~S52.5 7~8 3 麓 高明  (S28) 寿 洋一郎
1978~1980 S52.5~S55.6 9~11 4 松林 清雄(S30) 寿洋一郎、西原睦夫 福田 毅雄
1980~1982 S55.6~S57.6 12~13 5 米倉 文吉(S27) 正野 建樹
1982~1985 S57.6~S60.6 14~16 6 寿 洋一郎(S38) 西原睦央、福田毅雄、喜多正吉 澤田 英樹
1985~1988 S60.6~S63.6 17~19 7 古勝 昭男(S34) 石原 輝久
1988~1990 S63.6~H3.7.7 20~22 8 西原 睦央(S32) 石原 輝久
1990~1994 H3.7.7~H6.6.16 23~25 9 盛永 勝也(S32) 矢島 和義
1994~1998 H7.6.16~H11.6.7 26~29 10 林 正憲  (S39) 松山 哲則
1998~2002 H11.6.7~H14.6.2 30~33 11 松林 清雄(S30) 栄 信宏
2002~2004 H14.6.2~H16.6.6 34~35 12 土岐 邦成(S35) 山野 浩樹
2004~2006 H16.6.6~H18.6.11 36~37 13 豊 正行  (S34) 岡村 隆文
2006~2008 H18.6.11~H20.6.8 38~39 14 福田 毅雄(S38) 泉 延吉
2008~2010 H20.6.8~H22.6.13 40~41① 15 岡村 隆文(S41) 遠藤美枝子
2010~2012 H22.6.13~H24.6.30 42~43③ 16 豊 正弘  (S41) 南 幸静、井口京子、遠藤美枝子 喜多 正吉
2012~2014 H24.6.30~H26.5.31 44~45⑤ 17 喜多 正吉(S41) 南 幸静、井口京子、遠藤美枝子 澤田 英樹
 勝 光重
2014~2016 H26.5.31~H28.6.19 46~47⑦ 18 遠藤美枝子(S41) 南 幸静、井口京子、宮原たつ子 勝 光重
2016~2018 H28.6.19~H30.5.27 48~49⑨ 19 勝 光重  (S44) 井口京子、宮原たつ子、城戸あい子 松山 哲則


関東徳高会の会則


  第一条(名 称)本会は関東徳高会と称する。

   第二条(目 的)本会は会員相互の親睦及び母校の発展を図ることを目的とする。

   第三条(事 業)本会は第二条の目的を達成するために次の事業を行う。

  (1)会員の親睦と相互の発展に必要な事業。

  (2)母校の発展に必要な事業。

  (3)郷土の発展に必要な事業。

   第四条(会 員)本会は次の会員を以って構成する。

  (1)徳之島高等学校・徳之島農業高等学校・亀津高等女学校・亀津実業高等学校の卒業生

  (2)徳之島高等学校に在籍した者及び特別の関係者で役員会の推薦により総会が認めた者。

   第五条(役 員)本会に次の役員をおく。但し 役員の任期は二年とする。
     会長は副会長及び幹事長を登用し、役員会の承認を得ることとする。

  (1)会  長

  (2)副会長  若干名

  (3)幹事長  

  (4)副幹事長  若干名

  (5)幹  事  各期より一名

  (6)会  計  

  (7)監  査  二名

  (8)顧  問  若干名

   第六条(役員会)本会に役員会をおく。

     役員会は会長、副会長、幹事長、副幹事長、幹事、会計および顧問を以って構成し、
     会の運営に関する案件を処理する。

   第七条(総 会)総会は全会員を以って構成し、年1回定例総会を開催することのほかに、
     会長は臨時総会を招集することができる。

     総会は会議報告の承認、次年度活動方針の決定、諸規定の制定改廃、 決算の報告と承認、
     役員の選任などを決議する。

     総会の決議は出席者の過半数を以って決する。

   第八条(予 算)本会の財政は会費および寄附金、事業収入などをもってあて、会計年度は4月1日より
     3月31日までとする。


     〔附 則〕 本規約は昭和45年3月8日より施行する。
     〔附 則〕 本規約は昭和60年9月29日より施行する。
     〔附 則〕 本規約は平成21年7月5日より施行する。
    
 
 
 

関東徳高会の新役員(2019~2020)

  会長   松山 哲則(S52年卒)
  幹事長  牧 秋雄(S55年卒)
  副幹事長 前元 克也(S56年卒) 竹 健治(S57年卒)
  副会長  利 成彦(S46年卒) 城戸 あい子(S45年卒)
  会計   栄 信宏(S46年卒)


ページトップに戻る



ホーム | 徳高会について | 母校紹介 | 会報誌 | アルバム | 会員登録 |

Copyright (C) 2019 kanto-tokkokai All Rights Reserved.